- くえ
- I
くえ【九会】〔仏〕 真言密教で金剛界(コンゴウカイ)曼荼羅を構成する九つの部分の称。 羯磨(カツマ)会・三昧耶(サンマヤ)会・微細会・供養会・四印会・一印会・理趣会・降三世(ゴウザンゼ)会・降三世三昧耶会の九つ。→ 金剛界曼荼羅IIくえ【九絵】スズキ目の海魚。 全長1メートル以上に達する。 体は長楕円形で側扁し, マハタに似る。 体色は茶褐色で, 体側に六本の黒褐色の雲状帯があるが, 老成すると消失する。 洗いや刺身にして美味。 磯釣りの対象魚。 本州中部以南の沿岸に分布。IIIくえ【垢穢】垢で汚れること。IV
「~の衣を着て/今昔 1」
くえ【柵】柵(サク)。 かき。「~越しに麦食(ハ)む小馬/万葉 3537」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.